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photo:K-ART
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芝田満之 50歳
プロカメラマン
主な作品に「DAZE」マリン企画、「カイマナヒラの家」集英社、「SUMMER BOHEMIANS」Bueno Bookなどがある。
http://www.firstswell.com
撮影の匠としてスチールから映像まで、幅広く活躍。高校生の時に出会ったサーフィンとは30年以上の付き合い。南の島など、公私共に旅の経験が豊富。右の写真は昨年のタバルア島でのスナップ。手掛けたTVCMは100本以上。カラパナの名曲をイメージソングに起用した「キャプテンサンタ」CMの映像インパクトは忘れることが出来ない。最近では「中谷美紀」のPVや「竹中直人」が出演する映画「キャッチアウェーブ」でも、その手腕を振るっている。
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www.dukeint.co.jp
Phone:0467-58-0888
Fax:0467-58-0890
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stimulating educationin the fijian villages
surrounding TAVARUA. |
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| ■Vol.5 |
MITSUYUKI SHIBATA |
「balance」 |
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陽射しに煌く水面が少しよれて、小さいながらも綺麗なラインを重ねたうねりの1本が「への字」にブレイクし始めた。少し背を丸めたグーフィーフッターが、リラックスして気持ち良さそうにトリムしながら、波のフェイスを「スゥー」っと、滑らかに浮遊していく。しばらくするとロングボードを担いで芝田さんが海から上がってきた。
「小さいけど、いい波だったよ」
車の鍵を開け、気持ち良さそうにタンクのお湯をかぶり、笑顔を浮かべながらやさしい声で話してくれた。七里ヶ浜を背に国道134号線から葉山らしい町並みの細い道を行くと、芝田さんの自宅にたどり着いた。100坪ほどある敷地には、シンプルでいて温かみのある家が建ち、芝生が敷き詰められた庭に、サーフボードとウェットスーツが無造作に置かれていた。玄関に入ると、大きな額に納められたインパクトのある絵画が飾られている。
芝田さんが写真や映像を手掛けるようになったきっかけを尋ねてみた。「薫さん(大野薫氏)の影響だね。サーフィンを始めて間もない頃、朝霞に住んでいたんだけど、湘南まで行くようになったんだ。電車サーファーの走りだろうね。あてもなく湘南に住んでみたいなんて考えていると、何かの縁で薫さんの家に居候させて貰える事になったんだ。それからサーフィン三昧の日々を送るうちに「フリーライド」という映画を薫さんがロスから日本に持ってきて、全国で興行すると、それが大当たり。そのうち「自分たちで映画を作ろう」という話になって、「じゃあお前が撮影しろ」と薫さんに言われ、気が付けば「撮影」を生業とするようになっていたと言うわけ」
湘南に移り住んだ芝田さんは「まさに夢の中を生きていた」と当時を回想する。「夢は叶えないとつまらない」と言う芝田さんにとって、当時の生活は夢そのものだった。そんな芝田さんの周りには、湘南の粋な面々が当たり前のように居た。大野薫氏、横山泰介氏、坂本昇氏、添田博道氏、デビル西岡氏・・・。そんな時代だったからこそ、衝撃的な刺激が、眩しい太陽が、現在の芝田さんを育んだのかもしれない。大野薫氏とともに立ち上げた「ベティーズ」も、今では多くのサーファーの語り草となっている。現在では、数多くのTVCMやPV、映画、もちろん雑誌など、その経験を認められ、多忙な生活を送るものの、サーフィンはごく自然な生活の一部として、ライフスタイルの中に溶け込んでいる。
最後に湘南の魅力について尋ねてみると、「う〜ん、湘南の魅力かぁ、そうだなぁ・・・。東京にも湘南にもどっぷりと浸かっていたことがあるけど、どっちかに片寄ってしまうよりも、東京との「パイプ」と言うか、「バランス」のとれた湘南に暮らして、海と都会の「距離感」を保つことが、いつも自分をリセットしてくれて、それがいいところなのかもね」と答えてくれた。きっと芝田さんは、本物のフィルムに「最高の瞬間」を焼き付けるとともに、今もなお、色褪せない「湘南の最高な瞬間」を心のフィルムに焼き続けているに違いない。 |
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